一眼カメラの醍醐味は撮影状況に応じてレンズを交換し、高画質な写真を撮影することが出来ること。
その中でもマクロレンズはコンパクトデジカメ、スマホでは撮影することが出来ない写真を撮ることが出来ます。
一眼カメラを使用しているのであれば一眼カメラでしか撮れない世界、この一眼カメラの醍醐味を味わってみませんか?
おすすめのマクロレンズはどれ?
という疑問を解決します。
☑️本記事の内容
一眼カメラの交換レンズ、マクロレンズについて解説しています。
また、マクロレンズの選び方、注意点についてもまとめており、おすすめのマクロレンズの紹介もしていますので最後までどうぞ。
おすすめのマクロレンズについては使用経験から、CANONマウントとSONYマウントのみとなります。
マクロレンズの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
☑️本記事の信頼性
CANONマウントとSONYマウンの使用経験があり、以下機材を所有しておりました。
EOS 50Dと7D
EF24-105mm F4L is USM
EF100mm 2.8L is USM
EF85mm F1.8 USM
EF-S 55-250mm is USM
sigma 30mm F1.4 EX DC HSM
現在はSONY α7RIIIとGMレンズを使用しています。
☑️まえがき
マクロレンズは肉眼では見えない被写体を写し出すことが出来るレンズ。
焦点距離は100mm程度のものが多く、ポートレート用としても使用することも出来ます。
スマホでもマクロ機能がありますが、一眼カメラのマクロレンズとは比べものにはなりません。
カメラ好き、特に一眼カメラを使用されている方はこのマクロレンズを1本持っておくことにより一眼カメラでしか撮影出来ない写真、マクロの世界を体験することが出来ます。
一眼カメラ、レンズ交換式カメラの醍醐味を味わってみましょう。
僕は2本目のレンズとしてはマクロレンズを選びました。
やはり一眼カメラをせっかく所有しているのであれば、一眼カメラでしか味わえない世界を味わってみたくなりますよね。
レンズを揃えるのも一眼カメラの楽しみでもあります。
ではマクロレンズについて解説していきますね。
マクロレンズとは
簡単に言うと、被写体を大きく写すことが出来るレンズです。
小さいものをより大きく写す為には被写体に寄ることが必要なので、マクロレンズは被写体に寄れるように設計されています。
被写体に寄ることが出来ると被写界深度が浅くなり、ピントが合っていない部分をよりボカすことが出来ます。
よって、幻想的な写真を取ることが出来るわけです。
用途としては花や昆虫を大きく写す為に使用されることが多いですね。
もちろんマクロレンズは単焦点レンズですので普通に遠い被写体も撮影出来ることが可能ですので撮影スタイルにより幅広く活用出来ます。
マクロレンズを選ぶ時のポイント
マクロレンズといっても色々と種類がありますので選ぶ際のポイントを解説していきます。
ポイント1【撮影倍率】
撮影倍率の数値が大きいほど被写体をより大きく写すことが出来ます。
一般的なマクロレンズは1倍(等倍)で撮影することが出来ます。
ハーフマクロ(0.5倍)のレンズも販売されています。
倍率が大きいほどより大きく写すことが出来るので1倍(等倍)のマクロレンズはハーフマクロ(0.5倍)の2倍の大きく写すことが出来ると言うことです。
ポイント2【撮影距離】
標準(50mm程度)、中望遠(100mm程度)、望遠(200mm程度)に分かれます。
撮影したい被写体により選ぶのがベストですが一般的には中距離(100mm程度)のものが多く販売されています。
標準マクロレンズの特徴
大きく写す為には被写体に寄る必要がありますので、手元にある被写体を撮影したい場合に適しています。
主に室内での物撮りに適しています。
レンズの大きさも比較的コンパクトですので取り回しに優れています。
また価格も抑えられているので購入しやすいです。
中望遠マクロレンズの特徴
被写体に近づかなくても大きく写すことが出来ますので、少し離れた被写体を撮影したい場合に適しています。
主に屋外での花撮りに適しています。
また、標準マクロレンズより被写界深度が浅いのでより背景をぼかすことが出来ます。
撮影距離的にもポートレート撮影にも適していますので撮影の幅が広がりますのでマクロレンズ1本を所有するのであれば一番のおすすめです。
望遠マクロレンズの特徴
被写体に近寄れない場合
屋外での昆虫や動物撮りに適しています。
レンズの大きさも大きくて重く、価格も高いので初めてのマクロレンズの導入としてはおすすめしにくいです。
マクロレンズを選ぶ時の注意点
マクロレンズには色々と種類があることを解説してきましたが、では実際にマクロレンズを選ぶ際の注意点について解説していきます。
注意点1【撮影倍率】
一般的なマクロレンズは1倍(等倍)ですが、中にはマクロレンズと言われるものでも0.5倍、ハーフマクロと言われるものもありますので違いを把握しておくことが必要です。
このハーフマクロといわれるものですは、一般的なマクロレンズ1倍(等倍)に比べて半分の大きさでしか撮影することが出来ません。
一眼カメラでしか撮れない写真は等倍写真ですので、ハーフマクロはおまけ的なものと思っておいても良いぐらいですね。
注意点2【撮影距離】
撮影する状況、撮影したい被写体により、標準、中望遠、望遠と撮影距離を決めましょう。
撮影したい被写体に寄れないのに標準マクロレンズを選んでしまうと、被写体を大きく写すことが出来ません。
逆に近い被写体を撮影するのに望遠マクロレンズを選んでしまうと、レンズの最短撮影距離により被写体から離れて撮影しなければならなくなります。
これば屋内であれば後ろに障害物などがあり、被写体から離れることが出来なくて撮影出来ないといった状況になりかねません。
撮影したい被写体、一番多く撮りたい被写体を考えてから選ぶことが必要です。
いろいろな被写体を撮影したい、撮影の幅を広げていきたいのであれば中望遠マクロレンズがより広範囲に活用できますのでおすすめします。
おすすめのマクロレンズ
CANONマウントであれば、「EF100mm F2.8L」
AFも早く手振れ補正もすばらしく、CANONのLレンズというだけあって画質もよいのでおすすめです。
このマクロレンズを1本所有していれば満足度も高く、所有欲も満たしてくれます。
懸念としては、発売してから結構経ちますのでRFマウント専用のLレンズが発売される可能性もあります。
SONYマウントであれば、「FE90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G」
SONY純正だけあって操作性もよい、画質もすばらしいです。
が、焦点距離が少し短く、価格が少し高いのでマクロレンズの出番が少ないと思われる方にとっては購入しにくいですね。
あと、このレンズはSONYのGレンズですので後にGMレンズが発売される可能性もあります。
「FE100mm F2.8 Macro GM OSS SEL100M28GM」が実売15万程度で発売されれば大人気となることは間違いないでしょう。
まとめ
今回はマクロレンズについて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
一眼カメラを使用されている方でまだマクロレンズを所有されてない方は是非、マクロレンズの世界、一眼カメラの醍醐味を味わって頂きたいと思います。
また、これから一眼カメラの導入を検討されている方にとっても参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今回は以上になります。