ついにSONYからミラーレス一眼カメラα7IVが発売された。
α7IIIがとてもバランスが良く評価も高かったんで、その後継機となるα7IVは注目が非常に高い。
α7IIIの発売からは3年以上経ってるんで待ち望んでいた人も多いだろう。
ミラーレス一眼カメラを始めてみよう、また買い替えを検討されている方の参考になればと思う。
SONY α7III とCanon EOS R6 とどう違うの?
フルサイズミラーレス一眼カメラのスタンダード機はどれがおすすめ?
という疑問を解決しよう。
☑️本記事の内容
一眼ミラーレスカメラの購入検討において
「SONY αIV」「SONY αIII」「Canon EOS R6」との性能差を比較していく。
各項目ごとに特徴やおすすめできるポイントをあげていくので参考にしてもらえたらと思う。
☑️本記事の信頼性
一眼カメラのユーザー歴は10年以上でカメラ好き
以前はCANONマウントの使用経験もあり、以下機材を所有していた。
EOS kiss X2
EOS 50D
EOS 7D
EF24-105mm F4L is USM
EF100mm 2.8L is USM
EF85mm F1.8 USM
EF35mm F2.0
EF-S 55-250mm is USM
sigma 30mm F1.4 EX DC HSM
現在はSONY α7RⅢとGMレンズを使用中。
☑️まえがき
ついにSONYから待望のフルサイズのスタンダード機 α7IV が発売された。
「SONY α7III」からの買い替えを検討されてる人も多いだろう。
また始めてミラーレス一眼カメラをと考えている人は「Canon EOS R6」と迷っているのではないか。
簡単に購入できる価格帯ではないので、後悔しないようにじっくり比較検討してみることにする。
それぞれの機種はどんな人におすすめできるかも書いていくが、カメラ好き1ユーザーの意見として参考にしてくれ。
ではいってみよう。
スペック比較
重要なのはスペックなんで基本性能を比較してみる。
機種名 | α7IV (SONY) | α7III (SONY) | EOS R6 (CANON) |
外観 | 131.3mm 96.4mm 79.8mm | 126.9mm 95.6mm 73.7mm | 138.4mm 97.5mm 88.4mm |
画素数有効 | 約3270万 | 約2420万 | 約2010万 |
高感度性能 | ISO 100〜51200 | ISO 100〜51200 | ISO 100〜102400 |
オートフォーカス 性能 | 759点 EV-4〜20 | 693点 EV-3〜20 | 6072点 EV-6.5〜20 |
連写性能 | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 | メカ:12コマ/秒 電子:20コマ/秒 |
動画性能 | 8K:不可 4K:60fps | 8K:不可 4K:30fps | 8K:不可 4K:60fps |
EVF | 369万 | 236万 | 369万 |
背面液晶 | バリアングル 104万 | チルト 92.16万 | バリアングル 162万 |
撮影可能枚数 | 520枚 | 610枚 | 360枚 |
動画撮影可能時間 | 約2時間55分 | 約3時間10 | 約1時間20分 ※熱問題有 |
メモリスロット | CFexpress Type A+SD SD(UHS-II対応) | SDx2 (UHS-II対応) ※1スロットのみ | SDx2 (UHS-II対応) |
価格 | 約30万 | 約19万 | 約29万 |
※価格は2022年2月27日時点での販売価格なので注意してくれ。
外観
SONY α7IV
SONY α7III より少しだけ大きくなってはいるが、ほぼ同等なんでコンパクトなのは間違いない。
デザインもほぼ同じだが、ボタンやダイヤルが少し大きくなって操作しやすくなっている。
SONY αシリーズはスタイリッシュなデザインなんで CANON EOS R6 よりも個人的には好みのデザインだ。
有効画素数
ファイルサイズ的に扱いやすいサイズは3000万画素〜4000万画素ぐらいと思っているのでちょうどいい感じ。
α7III の2420万画素から3270万画素へとアップされてるんで正当進化といったところ。
写真メインの仕様であれば EOS R6 では少し物足りないかもしれない。
高画素を求めるのであればSONY α7IV一択なのはかわりない。
高感度性能
高感度性能は高ければ高いに越したことはないが、やはり有効画素数との兼ね合いとなる。
有効画素数を低くして高感度性能をアップさせる機能があれば最高なんだが。
高感度性能を重視するのであればCANON EOS R6 だろう。
Canon EOS R5 & R6 購入検討【SONY α7ユーザーからの目線で】
オートフォーカス性能
AFポイントはCANON EOS R6 が一番が高いが α7III でも十分。
EV値は -6.5 のCANON EOS R6 が暗闇でのAF性能が高い。
AF速度と精度はα7III から進化しているんで、さわってみると進化は感じられるだろう。
オートフォーカス速度はフィーリングもあるんで実機での確認をおすすめする。
連写性能
スポーツ撮影をメインで使用する人は連写性能が重要となるなので CANON EOS R6となる。
普段使いでは10枚/秒もあれば十分だと思うが、使用用途によるだろう。
EVF
α7IV は369万ドットとなり、α7III の235万ドットでは少し物足りなかったのでうれしい進化。
被写体が綺麗に見えるほど、撮影のテンションが上がるんで大事な部分だと思う。
背面液晶
動画撮影などにおいて自撮りする人はバリアングルは便利なんでα7IVかCANON EOS R6になるだろう。
自撮りしない人はチルト式の方がアクションが少ないので便利。
バリアングルの開いて回転って結構めんどい。
撮影可能枚数
実際の撮影においてはもう少し撮影可能枚数が多いと思うが、CANON EOS R6の撮影可能枚数であれば予備バッテリーは必須。
撮影の重要度によるが、予備バッテリーがあった方が安心。
動画を撮る人は予備バッテリーは必須だろう。
メモリスロット
どの機種もSDx2ですので問題ない。
価格
旧機種となるんで総合スペックは一番低いが、SONY α7IIIが一番安い。
これから始める人で予算を抑えたい場合はボディーをα7IIIとしてレンズに投資する方がいい。
差額の11万をGMレンズの購入に当てた方が満足度は高いだろう。
比較機種は異なるが、実際にα7RIIIとα7RIVを比較してα7RIIIを購入が満足している。
今更ながら α7RIV と比較して α7RIII を購入した理由
まとめ
SONY α7IIIからは正当進化しているなといったところ。
良く言えばスタンダード機としてうまくまとまっているなという感じ、悪く言えば中途半端といったところだろうか。
解像度重視であればα7RIV、動画メインであればα7SIII、スポーツメインであればα9II、全てを満足するのであればα1となる。
使用目的により機種構成がはっきりしているのがうまいよSONYさん。
スタンダード機として購入し、撮影スタイルが確立してから買い換えるのもあり。
個人的にはスタンダード気にしては高すぎるので、安くなったα7III + GMレンズがおすすめかな。
FE24mmF1.4 GM SEL24F1.4GM レビュー(作例有)
今回は以上で終わることにする。
最後まで読んでくれてありがとう。