SONY α7sIII 購入検討【CANON EOS R5&R6とどっち?】

SONYからミラーレス一眼カメラα7sIIIが発表されました。
動画性能と高感度性能においてかなり評判が良さそうなので購入を検討されている方は多いのではないでしょうか。

SONYからミラーレス一眼カメラα7sIIIが発表されたけど、これって買い?
EOS R5&R6とどっちがいいの?

という疑問を解決します。

 

 

 

☑️本記事の内容

一眼ミラーレスカメラの購入検討において
SONY α7sIII と CANON EOS R5&R6の性能差をざっくりと比較して購入を検討していきます。

SONY α7sIIからは進化しているのは当たり前ですので比較にα7RIVをあえて入れています。

現在はSONYユーザーですのでSONYユーザー目線で見ていきます。

 

 

☑️本記事の信頼性

CANONマウントの使用経験もあり、以下機材を所有しておりました。
EOS 50Dと7D
EF24-105mm F4L is USM
EF100mm 2.8L is USM
EF85mm F1.8 USM
EF-S 55-250mm is USM
sigma 30mm F1.4 EX DC HSM

現在はSONY α7RIIIとGMレンズを使用しています。

 

 

☑️まえがき

ついにSONYから待望のα7SIIIが発表されましたね。そこでカメラ好きには気になるのはもちろんスペック。

CANON からもEOS R5&R6が発売されるので迷っている方も多いかと思います。

簡単に購入できる価格帯ではないので後悔しないようにじっくりと購入検討していきましょう。

こういったブログでは普通、読者の購入意欲を刺激させ購入へ導くことで収益を得るのですが、僕はカメラ記事は趣味で書いていますので好きなことを書いていきたいと思ってますので最後までお付き合いください。

 

この記事の読者の方はSONY α7 シリーズかCANON EOS Rを所有している方が多いと思います。

CANONのシステムを使用しているのであればEOS R5&R6でも有りかと思いますが、

これからカメラを始める方やSONY α7 シリーズを所有している方はSONY α7 SIIIで決まりです。

 

ではいってみましょう。

 

スペック比較

まず重要なのはスペックですのでざっくりと比較していきます。

 

機種名α7sIIIEOS R5EOS R6α7RIV
外観128.9mm
96.9mm
80.8mm
138.5mm
97.5mm
88mm
138.4mm
97.5mm
88.4mm
128.9mm
96.4mm
67.3mm
画素数有効約1210万約4500万約2010万約6100万
高感度性能ISO
80〜102400
ISO
100〜51200
ISO
100〜102400
ISO
100〜32000
オートフォーカス
性能
759点
EV-6〜20
5940点
EV-6〜20
6072点
EV-6.5〜20
567点
EV-3〜20
連写性能10コマ/秒メカ:12コマ/秒
電子:20コマ/秒
 12コマ/秒
電子:20コマ/秒
10コマ/秒
動画性能8K:不可
4K:120fps
8K:30fps
4K:120fps
8K:不可
4K:60fps
8K:不可
4K:30fps
EVF944万576万369万576万
背面液晶バリアングル
144万
バリアングル
210万
バリアングル
162万
チルト
144万
撮影可能枚数510枚320枚360枚530枚
動画撮影可能時間 約95分約1時間20分
※熱問題有
約1時間20分
※熱問題有
約90分 
メモリスロットCFexpress x2
SD(UHS-II対応)
CFexpress+SD
(UHS-II対応)
SDx2
(UHS-II対応)
SDx2
(UHS-II対応)
価格約41万(想定)約45万約30万約35万

 

 

外観

 

SONY α7RIVのボディーとほぼ同等ですね。

ひと回り、ふた回り大きいCANON EOS R5&R6 でも熱問題を抱えていますので
このサイズで熱問題をクリアしてきたということですので、さすがSONYと行ったところでしょうか。

カメラのデザインは好みが別れるかもしれませんが、僕は昔ながらの丸みを帯びたCANONのデザインより、コンパクトで角ばった近未来的なSONYのデザインの方が好みです。

 

 

有効画素数

動画性能、高感度性能に全振りしていますので控えめな感じです。

トリミングしないのであれば十分な画素数ですが、写真を主な目的とした場合はもう少し余裕が欲しいですね。

写真でも性能に見劣りしない画素数、1800万画素〜2400万画素であれば言うことなしなのですが、仕方がないと行ったところでしょうか。

高感度性能と有効画素数のバランスはCANON EOS R6がいいですね。

高画素を求めるのであればSONY α7IVとなってしまいますが。。。

 

 

高感度性能

さすが高感度性能重視のカメラですのでISO102400(拡張409600)はすごいです。

高感度性能を重視するのであればSONY α7sIIIかCANON EOS R6になります。

 

 

オートフォーカス性能

使用の数値上で言えばAFフレーム選択可能ポジション6072点のCANON EOS R6に軍配が上がります。

ただ、実使用においてそんなにいらないような気がしますのでSONY α7RIVの567点でも十分です。

オートフォーカス速度は実際に触ってみないとなんとも言えないですので実機の確認をおすすめします。

 

 

連写性能

スポーツ撮影をされる方は重要だと思いますのでCANON EOS R5とR6になるのではないでしょうか。

普段使いでは10枚/秒もあれば十分でしょう。

今回の比較内で言えばCANON EOS R5とR6になりますが、SONY には動体撮影に特化したα9シリーズもありますね。

 

 

EVF

SONY α7RIVの倍近い944万ドットってすごすぎですね。

高感度性能を重視しているだけあって暗所撮影を考慮してということでしょうか。

綺麗に越したことはないですが、SONY α7RIVの567万ドットでも十分でしょう。

 

 

背面液晶

 

SONYのミラーレス一眼カメラにもついに待望のバリアングル液晶が搭載されましたね。

動画撮影、特に自撮り撮影においては必須となりますので待ち望んだ方も多いのではないでしょうか。

自撮り撮影をしない場合はチルト液晶の方がアクションが少ないので便利ですね。

 

 

撮影可能枚数

仕様では510枚となっており、SONY α7RIVとほぼ同等と思われますので、実使用においては1000枚程度でしょうか。

であれば全然問題ないですね。

CANON EOS R5とR6に比べればとても優秀です。

 

 

動画撮影可能時間

仕様では95分となっており、バッテリー切れまで撮影可能なようです。

CANON EOS R5とR6は熱問題を抱えており、連続動画撮影時間は実際は20分〜30分程度となっております。

CANON EOS R5とR6を選ぶ時には、撮影スタイルを考える必要が有りますが、SONY α7sIIIにおいてはは問題なしですね。

動画撮影をされる方は予備バッテリーは必須と思います。

 

 

メモリスロット

 

CFexpress TYPE-A対応で記録速度も問題なく、SD(UHS-II対応)にも対応しているので便利に使えそうです。

また、2スロットともCFexpress対応でSD(UHS-II対応)も使用出来るので完璧ですね。

 

 

価格

予想価格は41万円のようですので手軽に購入出来る価格ではありませんが、性能からすれば仕方がないでしょう。

価格だけで見るとCANON EOS R6となるのですが、R6はEVFや液晶に差をつけられていたり、ボディーもプラボディーとなっていたりと、R5の価格を抑えたコストダウン機のようで少し見劣りする為、所有欲は満たされないかと思います。

 

 

まとめ

個人的意見としてはもう少し画素数に余裕があればよりマルチに使えると思えるので、せめて2000万画素あれば。。。と思うとそこだけが残念ですね。

CANON EOS R5とR6は動画撮影においての熱問題を抱えたままとなっているので発売を焦った感が見受けられます。

SONYの製品展開として、動体撮影に特化したα9II、高感度撮影に特化したα7RIV、動画撮影・高感度撮影に特化したα7sIIIと、撮影スタイルに合わせてどれを選んでもどのカメラも素晴らしく出来が良く、レンズを含めたシステムで考えてもやはりSONYの方が1歩、2歩進んでいるように思います。

CANON EOS R より SONY α7 シリーズ を選択する理由

 

CANON EOS R5とR6も熱問題を除けば素晴らしいカメラとなっていますので、現在CANONのシステムを使用しているのであればCANON EOS R5とR6でも有りかと思います。

これからカメラを始める方やSONY α7 シリーズを所有している方であれば、SONY α7sIIIは最新技術を惜しみなくコンパクトボディーに納めた機種となっていますので満足感は高いと思います。

動画撮影と高感度撮影を求めるのであればSONY α7sIIIは間違いなく買いでしょう。

 

今回は以上になります。

最新情報をチェックしよう!