一眼カメラといえばCANONかNikonがほとんどでしたがSONYからフルサイズミラーレスカメラが発売され、スペックも成熟してきましたので購入検討をされている方は多いのではないでしょうか。
という疑問を解決します。
☑️本記事の内容
一眼ミラーレスカメラの購入検討において
CANON EOS R と SONY α7 シリーズ の性能差、使い勝手などをざっくりと比較していきます。また、レンズについても少し触れていきます。
☑️本記事の信頼性
CANONユーザーがCANONのフルサイズミラーレス EOS R とSONY α7 シリーズで悩んだ結果、実際マウント変更を行なった。
CANONマウントの以下機材を所有していた。
EOS 50Dと7D
EF24-105mm F4L is USM
EF100mm 2.8L is USM
EF85mm F1.8 USM
EF-S 55-250mm is USM
sigma 30mm F1.4 EX DC HSM
☑️まえがき
SONY フルサイズミラーレスα7iV 発売の記事をみてしまい、フルサイズミラーレスカメラが各社出揃ってきたのも相まって、色々見ているうちにいつかはフルサイズ!病の発病です。
カメラ好きにはあるあるですよね。
この記事の読者の方はSONY α7 シリーズに傾いていると思いますが、結論から言うとSONY α7 シリーズは良いです。
ではなぜ良いのか書いていきますね。
SONY α7 シリーズを選ぶ理由
結論から言うとSONYの一眼ミラーレスカメラの方が性能が高いです。
それではさっそく見ていきましょう。
では、ざっくりと格機種の優れているところをあげていきますね。
本体内手ブレ補正搭載
瞳AF、AF追従性が良い
メモリーカードはデュアルスロット搭載
USB端子2系統、USB給電可能
連射性能、連続撮影性能が良い
動画性能が良い
電池持ちが良い
ホールド感が良い
シャッター幕付
測距輝度範囲が広い
電子ビューファインダーが綺麗
サブモニター搭載
では、かいつまんで深掘りしていきますね。
コンパクトボディ
本体はレンズとのバランスが大事とよく言われますが、それは大口径の高級レンズや超望遠レンズの使用が多いプロ等の特定の意見だと思っており、コンパクトボディの方が持ち出し易いので、また、持ち歩いていてあまり目立たない大きさがいいんですよ。
なら、コンデジでいいやんってなりそうですけど、機材マニアとしてはスペックが大事なんです。なんせ所有欲が満たされますから。
本体内手ブレ補正
レンズ側に手ブレ補正がついていれば別になくても問題ないですが、単焦点レンズにはついてないものも多いので手ブレ補正は本体内についていた方が安心です。
オールドレンズを使用する時にも本体内に手ブレ補正がついていれば安心ですよね。
フルサイズセンサーで高解像度
これも機材マニアとしてはいつかはフルサイズとの憧れですので絶対条件。
フルサイズのボケ感に浸ってみたいとの強い思いです。
α7iii とした場合は2420万画素で、EOS Rの方が3030万画素と高画素なんですがα7シリーズの方がカッチリした写真で好みでした。
この辺は好みが別れるところでしょうか。
まあ、購入できるのであればより高画素のα7Riiiやα7RiVという選択肢もあります。
α7iii の2420万画素でも十分なんですがね。
AF精度、瞳AF
ポートレートを撮る機会はほとんどないので瞳AFは必須ではないのですが、後々撮る機会があるかもしれませんのであったほうが便利です。
っていうか試してみたいです。
AF精度もカメラ(メカ)としては性能がいいほうが良いですね。
メモリカードスロット
一般使用するにはシングルスロットでも問題ないですが、プロ使用ではデュアルスロットが必須のようです。
取り直しは出来ないのでバックアップは必須ですね。
CANON EOS R はプロ使用を想定していないのでしょうか?
連射性能
CANON EOS R は秒間8コマ、AF追従(サーボAF)で秒間5コマに対し、SONY α7 シリーズは秒間10コマです。すごい!
フルサイズでこの連射性能は凄すぎですよね。
逆にCANONは以上機種を意識してスペックを出し惜しみしたようにさえ感じます。
近々秒間10コマ以上の上位機種を用意しているように勘ぐってしまいます。
出たとしても40万クラスでしょうし。。。
多くの方はこの連射性能差で既にSONYへ流れていったことでしょう。
バリアングル液晶
動画(自撮り)撮影の用途で使用するには必須ですが、写真がメインでハイアングル・ローアングルで使用する場合、バリアングル液晶は2アクション(開いて、回す)が必要ですので逆に面倒臭いです。
チルト液晶の方が1アクションだけですので使いやすいですね。
レンズについて
ここが一番悩ましい所でして、今までCANONのレンズしか知らなかったので、というか調べることさえしていなかったので。。。
レンズと言えばCANONのLレンズが最高性能だと思い込んでいました。
(中高年の方は知らない方がおられるのかもしれませんね。)
だからカメラ本体の性能がいくらよくても写真はレンズが大事ということは知っていたのでマウント変更はありえないと思い込んでいました。
でも、あまりにもEOS R に比べ α7iii が魅力的だったので色々と調べていくうちにSONYでもCANONのLレンズみたいな性能のGレンズ、GMレンズと高性能レンズがあるのを知ってしまいました。
標準ズームにおいては CANONのLレンズ EF24-105mm F4L IS USM よりFE 24-105mm F4 G OSSのほうが性能が良いようです。
色味とか好みにもよるのでしょうが、性能が良いことを知ってしまっては、使ってみたくなるというか所有したくなります。
EFレンズが使用出来る
CANONユーザーであればCANONのレンズは素晴らしいのはご承知のこと。
特にLレンズを所有しておられる方は売却してまでは。。。と思うでしょう。
でも、公式ではないようですがマウントアダプタを介して、所有しているLレンズが多少AF性能が落ちる?にしても使用出来るのであればとても魅力的です。
また、撮り比べとか出来たら面白そうですしね。
EOS R を購入したとしても純正と言えどもアダプタを介さないとEFレンズは使えないみたいですし、どうせアダプタを介する必要があるなら本体性能がいい方が良いに決まってるよ。
EOS R がアダプタなしにEFレンズを使用出来ていればマウント変更まで考えなかったかもしれませんね。
この理由でもSONYに移行される方は多いのではないでしょうか。
CANONのレンズ資産を残しておいてこの後、CANONから新機種が発売されて納得がいくスペックであれば帰ってくることが出来ますね。
まとめ
CANON EOS R の本体でもよかったのですが、形状が良くも悪くも昔ながらのポッチャリした形状でスペックもいまいちで、SONY α7 シリーズの方が性能がよくて写りも良い、しかも価格がたいして変わらないとなればそりゃ乗り換えるでしょう。
また、購入の一番の足かせとなるレンズ資産においても、CANONもRFマウントに移行するみたいですし。
どうせアダプタが必要だとすれば、今SONYへマウント変更をしても変わらないでしょうし。
RFレンズも魅力的なのですが高級レンズは30万〜とか、とても購入出来る価格ではないです。
というわけでSONYへマウント変更を決意した次第です。