子供が生まれれば、子供の成長記録を残しておきたいと思うお父さんは多いだろう。
成長記録といえば写真か動画となるが、写真や動画であれば最近のスマは性能もアップしているので綺麗に撮れるかもしれません。
いやでも、自分の大事な子供の成長記録なので一眼カメラで綺麗な写真や動画で思い出を残そう。
子供撮りにおすすめのカメラはどれ?
という疑問を解決します。
☑️本記事の内容
子供の写真や動画をメインとして使用できる、おすすめのカメラを紹介します。
おすすめの理由も記載していきますのでよかったら参考にしてください。
☑️本記事の信頼性
僕は一眼カメラのユーザー歴は10年以上でカメラ好き。
以下機材を所有していた。
EOS kiss X2
EOS 50D
EOS 7D
EF24-105mm F4L is USM
EF100mm 2.8L is USM
EF85mm F1.8 USM
EF35mm F2.0
EF-S 55-250mm is USM
sigma 30mm F1.4 EX DC HSM
現在はSONY α7RIIIとGMレンズを使用してます。
☑️まえがき
カメラはメーカーやら、機種やらと色々とあり過ぎて、どれを購入したらいいのか選ぶのが難しい。
予算に限りがないのであれば、好きなメーカーの一番高い最高機種を買えば良い、でもそんな簡単には購入できないだろう。
出来るだけ予算を抑え、出来るだけ高性能で性能と価格でバランスの良いカメラ、子供撮りを主な使用目的としてフォーカスを当てておすすめできるカメラを紹介します。
ではいってみよう。
子供撮りにおすすめのカメラ
結論から言うと、SONY フルサイズミラーレス一眼カメラ α7III となる。
赤ちゃんから小学生ぐらいのお子さんの写真や動画撮影をメインで想定。
このSONY フルサイズミラーレス一眼カメラは、現在では新機種のα7IVが登場しているので旧機種となる。
子供撮りにおいて抑えておきたいポイント
始めに、子供撮りにおいてカメラを選ぶ際に、抑えておきたいポイントは3つあるので紹介しておく。
光が少ない場面での撮影。【高感度性能】
これが第一に考慮すべきポイント。
赤ちゃんを撮影する場面は必ず屋内での撮影となる。
もちろん赤ちゃんの目に刺激を与えるフラッシュは厳禁。
となれば暗闇でもノイズが少なく綺麗に撮影できる機種を選択するべき。
高感度性能が一番重要。
僕は右も左もわからず、入門はこれ!とおすすめされていた価格が安いEOS kiss X2を選んでしまったのを今でも後悔している。
そう、価格が比較的安かったのでケチってしまったのだ。
腕やレンズの問題もあるかもしれないが、光が十分に取り込める屋外で撮影した写真はキレイで満足だったのだが、光の少ない屋内で撮影した写真は全体的にノイズが多く、満足できなかったので高感度性能を一番重視して欲しい。
子供の表情をくっきり撮影。【ピント精度】
これが次に考慮すべきポイント。
すごく良い表情が撮れたと思っても、ピントがずれているボケボケ写真では意味がない。
合わせたい部分にスッと合わせてくれるピント精度も重要。
もちろんピントを合わせる速度も重要なのは言うまでもない。
実際、良い写真が撮れたと思ってワクワクして後で見てみると。ガッカリなことも多くあった。
なので僕は EOS kiss X2 から EOS 50D と買い替えた。
今から思えば何をやってんだろうと。これも後悔。
運動会で威力を発揮。【連写性能】
子供が幼稚園、小学校と成長すればお父さんの本領を発揮できる行事。そう、運動会。
リレーで一生懸命走る子供の表情をバッチリ捉えたい。
その一瞬をタイミングよくシャッターを切れるはずもないので、それを捉えるためには連写性能の恩恵にあずかることになる。
なので連写性能も抑えておきたいポイントの一つ。
この頃の僕はある程度のカメラ知識が蓄積されていたので、この当時連写性能に優れている、プロも使用するとされていた
EOS 7D を買い増した。
なぜ「SONY」なの?
カメラのメーカーは「Canon」、「Nikon」、「SONY」と色々ある。
好みや主観があるかもしれないが、それぞれ特色があり
Canonはレンズが素晴らしく良い。でも高い。。。
Nikonはボディーが良い。などなど。
で、SONYは?というと、ミラーレス一眼カメラの先駆者とあって、まず性能が抜き出ている。
動画撮影性能が良い。レンズも素晴らしく、価格と性能のバランスが絶妙。
よって現状はSONYを選ぶのが無難だと思う。
あと、SONYは撮影内容や目的によってバリエーションが豊富な機種展開となっている。
例えば、動画撮影に特化し、高感度性能が抜群なのはα7SIII、解像度に全振りしたα7RIV、動体撮影に特化したα9II。
その頂点を極めたα1などなど。
後に撮影したい内容が特化してきたのなら本体を買い替えるか、買い増しすることによりレンズ資産はそのままで最高性能を追求することも可能なのである。
なのでSONYがおすすめといったところ。
なぜフルサイズなの?
一眼カメラにはイメージセンサーの大きさにより、APS-Cとかフルサイズがある。
簡単にいうとフルサイズの方が価格が高いだけあって、画質がよくボケ感も綺麗に表現できる。
子供の写真というと家の中や入学式、卒業式などなど屋内で撮影することが多いと思う。
屋外など光が十分取り込むことができれば問題ないのだが、屋内であればノイズが多く出てしまい残念な結果となる。
なのでフルサイズセンサーを搭載したボディーを購入しておくことをおすすめする。
上にも書いたことだが、実際に僕もCanonのkiss X2、50D、7D とAPS-Cセンサーのものを使用していた為、フルサイズの6Dや5Dを購入していればよかったと後悔している。
高画質にこだわらないのであればAPS-Cセンサーの機種でも良いのかもしれない。
でもそれならスマホで良くね?ってなる。
なぜ旧機種なの?
SONYの新機種のα7IVと旧機種のα7IIIを比較してみる。
機種名 | α7IV (SONY) | α7III (SONY) |
外観 | 131.3mm 96.4mm 79.8mm | 126.9mm 95.6mm 73.7mm |
画素数有効 | 約3270万 | 約2420万 |
高感度性能 | ISO 100〜51200 | ISO 100〜51200 |
オートフォーカス 性能 | 759点 EV-4〜20 | 693点 EV-3〜20 |
連写性能 | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 |
動画性能 | 8K:不可 4K:60fps | 8K:不可 4K:30fps |
EVF | 369万 | 236万 |
背面液晶 | バリアングル 104万 | チルト 92.16万 |
撮影可能枚数 | 520枚 | 610枚 |
動画撮影可能時間 | 約2時間55分 | 約3時間10 |
メモリスロット | CFexpress Type A+SD SD(UHS-II対応) | SDx2 (UHS-II対応) ※1スロットのみ |
価格 | 約30万 | 約20万 |
※価格は2022年1月15日時点での販売価格(参考・予想)となります。
設定メニューの表現などの細かい改良はあるが、大きな違いは画素数アップと動画撮影4k 60fps対応と背面液晶のバリアングル化程度。
で、価格差は10万円。中古でも気にならないのであれば旧機種のα7IIIは約15万円で購入できる。
お金に余裕があるのであれば新機種のα7IVで良いが、価格差の15万円でレンズをグレードアップした方がよっぽど画質も向上するし、撮影の幅も広がる。
ここでまとめに入っても良いのだが、物知りなお父さんからの意見が聞こえてきそうなので追加しておこう。
SONY ミラーレスカメラでフルサイズならα7Cの方がコンパクトで良くね?って。
答えは、ノーノーノー。である。
室内の近距離撮影、動画撮影がメインであれば問題ないと思う。
でも子供撮りメインで使用するカメラとしては少々役不足。
なぜならば、まず本体が小さすぎる。軽くて取り回しは良いのだが、運動会での撮影を考えてみると、レンズは少なくとも望遠レンズが必須となるだろう。
その望遠レンズを付けるとバランスが悪くなり、撮影に影響が出ることも予想される。
また、ファインダーが端にある為、覗きにくい。
カスタムボタンやフロントダイヤル、マルチセレクターがないので操作性がα7IIIに比べると劣っていることも付け加えておこう。
コンパクトなので価格が安いのかと思いきや、実売価格約21万と安いこともない。
なので、できるだけコンパクトなボディーが欲しい。自撮りがメインなどの目的、または2代目のサブ機としてはオススメできる。
でもメイン機としてはオススメではないので参考にしてほしい。
まとめ
子供撮りにおすすめのカメラはメーカーや好みの機種がないのであれば
現状ではSONY フルサイズミラーレス一眼カメラ α7III 一択である。
カメラのボディーにお金をかけるのではなく、レンズにもお金をかけた方が良い。
レンズ選びについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
SONY 一眼レンズのはじめの一本 SEL24F14GM と SEL55F18Z どっち?
FE24mmF1.4 GM SEL24F1.4GM レビュー(作例有)
大事な子供の成長記録なのでSONY フルサイズミラーレス一眼カメラ α7III で綺麗な写真や動画で残してあげよう。
今回は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。